それぞれのお雛様

(Thu)

Posted in イベント

久しぶりすぎるブログ更新です(長文になります)


先週末に勝浦の『ビッグひな祭り』に行ってきました。
毎年行きたいと思いつつ、仕事が休めなかったり大雪で行けなかったりと、なかなか機会に恵まれなかったのですがやっと行くことができました。

階段のお雛様
これ!これが見たかったんです!!
TVや観光案内の写真でしか見たことがなかったけど、生でみるとすっごい迫力!


最上段のお雛様


階段のおひな様2
雨が降ったらどうするんですか?と聞いてる人がいましたが、これ、毎日片付けているんだそうです。
期間中は毎朝早朝からみんなで飾り付けているんだとか・・・

お寺のお雛様
街中、いたるところにお雛様が飾られています。
(この先、長文になるのでお時間のない方はスルーしてくださって結構です)

旅館前のお雛様
で、お雛様会場に行く途中に出会った女性から聞いた話をしたいと思います。


旅館のお雛様2
お雛様の飾られている会場へ行くには、シャトルバスを使います。
このバスが大変混雑してて、私は運よく座れたものの主人は座れずに私とは離れてしまいました。
そんな私を見て、1人で来たのかと思った後ろの席の女性が私に
「おひとりですか?」
と声をかけてきました。

主人と来たのだけれどバスの中で離れ離れになってしまってと話すと、その女性は自分は1人できたのだと私に告げました。

『年配の女性が1人でくるなんて珍しいな』と思うと女性は何故自分がひとりで来たのかを語りだしました。

お寺のお雛様
「私は東北で震災の被害にあったんです。えぇ、あの3月11日の。
それで、娘が津波で亡くなりましてね。
自宅は津波には飲まれなかったんですが、とてもじゃないけど人が住めるような状態じゃなくなってしまって、主人と二人で被災者向けの住宅に落ち着いたんです。

でもその主人も昨年亡くなりましてね。
わたし、ひとりになってしまって。

それで、辛いけど辛かったけど、主人の物を整理しなくちゃって思ったらここの『ビッグひなまつり』が不要になったお雛様の寄付を募集しているっていうことを知りまして。
お雛様とお内裏様だけだけど、娘の形見のひとつに持ち出してたんですよ。
で、『これだ!』って思ったんです。

もちろん、そうは思っても迷いましたけどね(笑)
でも、私がこれからひとりで飾ることもなく、私がいなくなったら知らない誰かに処分されるよりも、こちらに寄付してみんなに見てもらって、もしかしたら天国から娘と主人も見られるかもしれないじゃないですか。
私はどのお雛様が娘のかわからないかもしれないけど、2人は必ず見つけられると思うし、飾り終わったらご供養してもらえるそうだから、天国にお雛様もいくでしょう?

お父さんと娘に「天国から見ててよ!お雛様飾ったよ!」って、今日は言いたくてここに来たんです。」


そう私に語ってくれました。

どうお返事していいかわからず、最後に「ご主人様と娘さん、きっと分かってくれますよ」ぐらいしかいえませんでしたけど・・・


どんな事情で寄付をされたのか私が知る由もありませんが、この女性だけでなく、それぞれのお雛様にそれぞれの背景があるわけで。
そんなことを改めて気付かせてくれた今回の出会いに感謝しました。


竹姫1

震災で亡くなられたお嬢さんが天国で素敵なお内裏様と出会えますように・・・
スポンサーサイト

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
FC2 Blog Ranking FC2 Blog Ranking
女性カメラマン ブログランキングへ